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ふらっと立ち寄った85パーセントの人たちが満足し、友達に薦めたい、また読みたい、孫に朗読して聞かせたい、読むと髪の毛が増えた、肩こりが取れたと思えるような日記を目指して酒にタバコ、女性にギャンブルにと明け暮れる日々を綴ります。

秒速160キロメートルで飛ぶ遊星からの物体X

   

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号笛


我輩、普段は巨大ロボットで移動してるのですが、たまたま100年に一度のメンテナンスということで、愛機ユウショクガヤキソバッテフザケルンジャアナイヨカアチャン号を成層圏で待機しているステルス・コロニーに預けてジャパン・レールウェイに乗った。

ジャパン・レールウェイとは通称JRと呼ばれ、国鉄の民営化に伴い分離発足した鉄道会社7社の総称である。一般的にJRと私鉄は区別され、民営化されているものの元国鉄である立場から私鉄とは呼ばれない。また日本民間鉄道協会に所属していない。など、ある程度のジャパン・レールウェイの知識と操縦方法を催眠学習で覚え、キップというパスを購入し、いざ乗り込んでみると操縦士は別にいることに驚いた。

途中で宇宙空間を経由するかもしれないと勘違いしていた我輩は、前もって用意していた宇宙服と対異星人用の武器を仕舞い、座席に腰を降ろした。座ってすぐに気づいたことは、半身ほどズレて目の前にいる女性の下着が丸見えだということだった。女性は若く美しかった。眠っているのかは分からないが目を閉じて少し俯いていた。我輩は、どこを見ていいものかと視線を泳がせた。泳がせていると我輩の隣の男性が、目の前の女性の下着を見ていることに気づいた。見ているという次元を超えていた。ガン見だった。背もたれに背を預けず、やや前のめりの体勢になり、とにかくガン見だった。おお、こいつガン見だぜ、と思いつつ、下を向いたり、上を向いたり、右を向いたり、左を向いたりした。どうにも視点が定まらない我輩は困った。

困った我輩は、下着をガン見し続ける男性をチラ見し続けるという着地点を得た。ずっと男性の横顔を眺め続けた。我輩は我輩、下着、男性、この歪な3角形を魔のバミューダ・トライアングルと呼んだ。この三角形に別の乗客が入り込むと、ふっと行方不明になるのではないかと不安を覚えた。我輩に横顔を見られていることに気づいているのか気づいていないのかは分からないが、男性は我輩が駅で降りるまで下着を見続けていた。

ジャパン・レールウェイを降り、終わる夏の日差しに照らされながら、今年は蝉があまり鳴いていなかったなあ、と我輩は思った。

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灰燼


夏は我輩、ところてんばかり食べる。

ところてんの調理方法を見る。
冷蔵庫で冷やし、ザルで洗えと書いている。
ザルで洗うと常温になるではないか!と憤る。

それでも洗わないと生臭いのでザルで洗い、水分を切り、器に移す。
三杯酢をかけ、薬味を乗せる。
たまに、甘いタレのついた物があるが、存在理由が分からない。
地球上から滅べばいい。スイーツではないのだから――。

夏場の蛇口から出る温い水で常温に戻ったところてんを憎む。
したらば、準備万端のところてんを冷凍庫に入れる。
時間にして30分ほどがベスト・オブ・ジェネシス・オブ・ところてん。

これを我輩、よく忘れる。

数時間後や翌日、カチンコチンになった天草と再会を果たす。
まただ。これで何度目だ、と我輩、しばらく茫然とする。
うおおおおおおおー、と器を握り締めて血の涙と血尿を流す。
神よ、仏よ、星よ、光よ、我輩を千の矢で射ろ!

それを3回ほど経験すると、今年の夏も終わりに近い。
昨日、その4回目を経験した。
あとは残暑と戦い、ゆるやかに秋を迎える。

今年の夏、やり残したことを考える。
特に何もない。
唯一の遊び友達は、謎の奇病に罹り、ツルッパゲだ。
そのまま天に召されたのか音信不通である。
孤独に震え、ところてんを凍らすだけの夏だった。

少し気が早いですが、皆様――。
メリークリスマス( ^ΦωΦ)y─┛oΟ◯

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十王


たまに画像掲示板などを見ていて、狙いでも惚けでもなく異常に下手な猟奇的な首切り画像とかダルマ画像とか性器を切り刻むような画像を見かけるときがあります。異常に下手なので、別に画像そのものは怖くないのですが、その絵を描いた人間のパーソナリティー的なものに触れて、恐怖を感じます。性的興奮を得られる基準が我輩とは光年で数えなければならないほど、まるでかけ離れているからです。

この人、こんなに下手で、自分の絵が下手なのも自覚してるだろうに、それでもこんな異常趣味を丸出し営業中の絵を描かずにはいられないパーソナリティーなのだろうか?それが何かの障害と呼べるほどのことかまでは分かりませんが、少なくとも親や兄弟、親戚、友達の中にそのような商業目的でもないのに異常な絵を描かずにはいられないパーソナリティーを持つ人物がいた場合、これは一度、話し合いの場を持たなければならないなあ、と危機感を覚えます。

コンドームが睾丸を食い千切るという映画のキャラクターデザインをしたハンス・ルドルフ・ギーガーでさえ「この人、何?気持ち悪い……。しかも下手」となるような絵を描いているのを見かけたとき、我輩を恐怖が包み込むのです。その絵を描くそのときのその人の様相が頭に浮かび、うー、となるのです。この世界の闇は一体全体どこまで深いのだろう、うー、となるのです。

そうでなくても痛そうなのものは苦手です。ホラー映画で斧が振り上げられた瞬間、我輩、顔を覆います。そして終わった?大丈夫?もういい?って感じで薄っすら目を開き、別のシーンに切り替わっていることを確認します。痛そうなことが性的な興奮と結びつく回路が分かりません。どのような人生を歩むと、痛々しい刃物が出てくる猟奇的な裸の画像やダルマ画像で性的な興奮を得るようになるのでしょうか。我輩には、とんと分かりません。

激戦区の傭兵をやって700人の敵兵と死闘を演じ、おぞましい中世欧州の処刑道具を使っての死刑執行人を経て、救急救命治療の最前線で悲惨な目に遭った重傷体や遺体を見てきたなどの経験でもしたのでしょうか。そのような言語を絶する世界で血と肉と骨のあいだを潜り抜けてきたのならば、ある程度の理解を示してやれるかもしれません。それらに比べれば、堂々と平気な顔して人を殺しまくってきたのに雑誌のホッチキスすらはずして燃えるゴミと燃えないゴミに分別するほどのエコロジストとか腹を空かせた野良犬に餌をやるとか年寄りに親切とかより何となく理解もできるけれど、この平和な日本において、どんなファストフードを食べて、どんな友達とボーリングに行き、どんな部活動をして汗を流し、どんな飲み会で大様ゲームをして、どんな足湯に浸かって、どんな携帯電話のアプリで遊んでいたら、ある日突然、そうだ!ダルマだ!ぐへへ!ぼきーん!ってなるのでしょうか?

そのメカニズムが分からない。

 

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哲学PART1


昨夜は近所の居酒屋に行った。我輩は酔うと少しだけ恥ずかしい話をする。架空の話も沢山する。かつて沢山を『さわやま』と間違って読んでいた我輩ごときがする架空の話というのも高が知れるというものですが、されど一つ一つの架空の話は創作のモチーフになり得ると考えるのです。

戦場で友人と立ち往生していたとします。敗色濃厚で撤退命令が出ている最中のことです。背後からは敵兵が迫っています。友人が流れ弾に当たり負傷してしまいました。友人は言います。俺に構わないで先に逃げてくれ、と。君たちは、どうしますか?

大抵の人たちは、逃げない、と答えます。見捨てて逃げられないと答えます。この場合の友人とは、本当に無二の友人です。友人でなくても家族でも構いません。とにかく大事で大切な人として考えて頂ければ前提が成り立ちます。我輩が思ったとおりの答えです。逃げる、と答えられる逃げ道を許さない方向へ誘導しているのだから『逃げる』と答えられるわけがないのです。

そこで我輩は言うのです。
立場を入れ替えてみてください。自分が負傷した側になった場合、どうしますか?

アルコールが入った酒の席ということもありますが、大抵の人は立場を入れ替えて物を考えられません。つまりは、自分が負傷して、もう助からない、このままだと友人も巻き込んで死なせてしまうかもしれないと悟った場合、見捨てて逃げてくれたほうが良くないですか?ということです。

凡の人、シチリア語でいうと『凡人』たちは悩みます。そう言われてみれば…。自分が負傷した立場の場合、相手だけでも生き残ってくれたほうがいいに決まっている。そうですよね。だったら、逃げない、という選択肢は間違っていませんか?凡の人たちはアルコールで酔った我輩の戯言に悩みます。我輩は楽しくて仕方がありません。我輩が誘導する方向へ誘導する方向へと凡の人たちが流れるのです。そこで我輩は、漫画とかテレビで得たような知識をひけらかします。例えば、自分が不治の病に犯された場合、余命幾許もないのなら残された命を大事に使いたいから告知してくれという者が大半らしいよ。君たちはどう思う?
俺なら私なら絶対に言って欲しい。例え半年しか生きられなくても、そのあいだ一日一日を大事に過ごすことが出来るし、死ぬ前にやれることは全部やっておきたい、と凡の人が言います。

立場、立ち位置がどこかということなのです。その話を踏まえた上で、先程の戦場の話に戻しますが、相手の気持ちになって物を考えるのなら、残酷な真実であったとしても、逃げる、という選択肢が正しいとは思えないかい?アルコールの回ってきた凡の人たちは、最初、逃げない、と言っていたにも関わらず、気持ちが傾いてきます。中には、迎合しているだけの者もいるかもしれません。酔っ払いの戯言と我輩の熱弁を思っている者もいるかもしれません。それでも、逃げることが、告知することが、正しいかもしれないという意見が場を席巻します。ただの誘導尋問です。そうなるように仕向けただけです。我輩、博愛友愛その他諸々の愛を背負って生きている聖者ですが、少し我が強いのかもしれません。

そこで再び酔っ払った我輩はベヨネッタのようにポーズを決めて言うのです。さらに立場を入れ替えてください。もう入れ替える必要がないと思うかもしれませんが、逃げる、などという単純な答えが正しい答えであっていいはずがないのです。不治の病の話にしても、告知などしてくれないで、知らないまま、病気は治ると信じたまま、絶望を味わうことなく死にたかった、と思う者がいないとも限らないのです。余命幾許もない家族や友人に「検査結果が出たけど、あと半年で死ぬらしいよ」と言えますか、告知しますか、ということです。言える、という者もるかもしれません。ですが、言いにくい、ということには違いはないでしょう。
つまりは結局そういうことなのです。

確かに貴方を見捨てて逃げることが私のことを想ってくれている貴方にとっては最良かもしれないけれど、貴方を見捨てて自分だけが逃げたという事実を私は死ぬまで背負って生きなければいけない、と感じたのなら答えが変わります。見捨てて逃げるぐらいなら、ここで一緒に死ぬ、という気持ちになったならば、見捨てるぐらいなら、ここで一緒に死なせてくれ、と言われたならば答えはまた変わるのです。つまりは答えなどない問いを最初から投げかけていただけなのです。立場が違う者同士、絶対に噛み合わない接点というものが存在するのだから仕方のないことなのです。

それでも我輩たちは、二律背反、ジレンマ、門番のマルコ、などを乗り越えて生きていかなければならないのです。答えのない問いに答え続けるのが人生というものなのです。この日本において戦場で友人と一緒に立ち往生という状況はなりにくいかもしれませんが、不治の病ぐらいには結構なります。余命幾許もない状況に自分を含め家族や友人がなることは往々にしてあるのです。そして、そのような大言壮語な話をしたあとに我輩、ビールを飲み干し、好きなアイドルの話をするのです。美人とか可愛いとかからちょっとズレたタヌキ顔が好きだとかどうとかこうとか……。

我輩、ここまで書いて途轍もない恥ずかしさが襲いかかってきましたが、今更、この日記において――。


昨日は飲み会に行ったよ。
お盆で昔の友達とかいて楽しかった。
そのときの写真UPするね。

久しぶりで結構みんな変わってたけど、
友情は変わらないって思った。
夏も終わりに近づいたけど、
みんなも今年の夏を楽しんでね。


などと書いて、どうするの?どうなるの?という呪縛のようなものが襲いかかってきて胃を締め付けて、悪夢にうなされて、冷や汗と脂汗が溢れ、夜尿症になり、陰部が猛烈に腫れ、現実と幻想の区別がつかなくなり、現実でも自分のことを我輩などと言い出してしまう確率3億8千万パーセントなので書けません。

我輩はとても弱い小動物なのです。
皆様、我輩を愛してください。
そして、戦場で我輩が撃たれたとしても、我輩が、我輩に構わずおまえだけでも逃げろ、と言ったとしても、出来る限り我輩も助けてください。お願いします。格好つけて『逃げろ』って言ってるだけなので「そういうことなら、さらばー」とか言ってスタコラサッサと逃げたりしたら親子七代ずっと祟り続けます。いや、祟り殺します。祟って祟って祟り抜いて枕元に立って、悪夢を見せて、冷や汗と脂汗を溢れさせ、夜尿症を引き起こし、陰部を猛烈に腫れさせてやります。絶対に逃がさん!

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創世PART1


カテゴリーを仕事としましたが、特に仕事と関係のない話をします。
先日、自分が作るなら、観るなら、どんな感じの刑事を取り扱った新しい物語がいいかということを友達と話し合いました。その中の幾つかを紹介します。


タイムマシン刑事(デカ)――。
マイク・リチャードソン原作でジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の『タイムコップ』という映画がありましたが、そこからヒントを得たわけでも何でもないですが、タイムマシンと刑事物の融合です。
主人公は世の中の未解決事件を憂う正義感の溢れる少年です。ある日、少年は十数年前に失踪した父親が使っていた書斎で隠し扉を見つけ、そこで作りかけの怪しい物体と怪しい設計図を発見します。なんとそれは作りかけのタイムマシンとその設計図だったのです。少年はそこで閃きます。タイムマシンさえあれば、世の中から凶悪で悲劇的な犯罪を未然に防ぐことができる、と。しかし、詳しく調べていくと、過去に起こったことに直接関与すると時空の因果律が崩れ、この宇宙を崩壊に導いてしまうことに気づきます。少年は悩みます。そこで出した答えが、過去の事件には関与せず、タイムマシンで犯人を見つけ、そして現在に戻り、現在の出来事として犯人を捕まえれば時間の因果に逆らわないということでした。悲劇を未然に防ぐことはできないけれど、この世の悪を片っ端から一掃できる。少年はタイムマシンの完成に勤しみます。その途中でメイドロボットとか作って横道に逸れたり、友達が野球に誘うので仕方なく近所の空き地に遊びに行ったり、夏は海で幼馴染の清美とのラブロマンス、夜起きて昼寝して、ふらっと立ち寄ったネットの掲示板でユーザーも管理人も巻き込んでの誹謗中傷の応酬、連日連夜の罵り合い、などを経て、ついにタイムマシンが完成します。
そして、感動の最終回『さらば!タイムマシン刑事!』において、主人公の少年マサシは、各都道府県が独自に行う警察官採用試験を受験するが見事に落ち、刑事になる道を断たれます。失意の中でマサシは嘆願します。自分が刑事になればタイムマシンで見てくるから世の中の凶悪事件の犯人を全て捕まえられると。ですがマサシは優しい警察官に飴玉を渡され「うんうん、君の言いたいことは分かるけど、世の中は別に警察官になるだけが仕事じゃないよ」と諭されます。マサシは贈答用の煎餅の空き缶に警察官の不採用通知や3年前に別れた清美との思い出の品を詰め、それをタイムマシンの中に入れて母校の裏庭の翌檜の木の下に埋めます。それから半年後、地元の会社で経理の仕事を一生懸命にしているサラリーマンのマサシを映し、そこでスタッフロールがボンジョビの主題歌と共に流れるのです。


エイリアン刑事(デカ)――。
犯人を捕まえると思わず食べてしまうという本能を持った地球外生命体が主人公の社会派ノンフィクションドラマ。勤続15年、一度も犯人を逮捕したことがない地球名シールド・和也・トーマスは捜査一課一係でも荷物的な存在であった。もちろん和也は正体を隠し、地球人の生活に溶け込んでいます。和也の正体を知る者は誰一人としていません。地球の重力の8万倍の星で生まれた和也は常軌を逸した身体能力を持っていますが、捕まえた犯人を片っ端から食べてしまうことで刑事になって今まで記録に残っている犯人検挙は皆無です。万引き犯すら捕まえられないと仲間たちに笑われている和也は苦悩します。捕まえられないのではないのです。食べているのです。刑事としての職務とエイリアンとしての食欲のあいだで葛藤を繰り返します。何で食べてしまうんだろう、と。そして、何で蛍はすぐ死んでしまうんだろう、と。あと、蝉は一週間の命などと言われているけれど幼虫のときから数えれば寿命の長い昆虫だし、成虫になっても実際は数週間ほど生きられればひと夏を生き長らえる蝉もいる。そんな俺は300年生きられるエイリアンだYO、などと取り留めなく考えていると、ある重大犯罪を犯した少女と運命の出会いを果たすことになる。
少女は何人も人を殺した容疑で指名手配されていた。エイリアン刑事ことシールド・和也・トーマスは普段から丸見えの頭に生えた蛍光色のエイリアン触覚の力で殺人犯の少女を発見します。それから普段から丸見えのエイリアン尻尾で少女をグルグル巻きにして捕獲します。おかしい、変だ、いつもなら0・2秒の早食いで犯人を食べてしまうはずなのに、少女を食べたいとも食べようとも思わない。和也は混乱します。普段から丸見えの67本のエイリアン腕で少女の身体を調べ、普段から丸見えの2メートルほど飛び出したエイリアン目で少女を観察しますが、どうしても食べたいと思えないのです。そこで和也は気づきます。
これは冤罪だ、と。少女は無実の罪で追われているのだ。そこから少女を救うための和也の戦いが始まります。テロリスト、傭兵部隊、キラー衛星などを次々と撃破し、独自の調査の末、事件の黒幕がボールペンのバネの全世界シェア98パーセントを占める巨大企業の会長マキシムであることに辿り着きます。激しい格闘の末、和也はマキシムを打ち倒し、少女の無念を晴らします。
そして、感動の最終回『さらば!エイリアン刑事!』において、全123話の中で最初の5分しか出てなかった捜査一課の仲間たちと飲み会を催します。そこで和也は、自らの正体を告げる決心をするのです。いつまでも仲間たちを騙しているようではマキシム打倒を裏から支えてくれた彼らの友情に報いることはできないと思ったのです。言葉に詰まる和也を仲間たちは固唾を呑んで見守ります。和也は深呼吸を繰り返し、自分がMユウショクガヤサイイタメダトテンションアガランワア星からやってきた宇宙人である、と告げます。仲間たちのビールを持つ手が止まります。和也は緊張のあまり「ケシャラギャ!」と母星語が出ます。ですが、後悔はありません。ありのままの自分を曝け出し、そしてそれが受け入れられなくても仲間を騙し続けるわけにはいかないのです。しばしの沈黙のあと、すっと尊敬している刑事課長が前に出ます。そして和也の肩に優しく手を置き「知ってたよ」と言うのです。ヤサイイタメがどうのこうのはちょっとよく分からないけれど、和也が宇宙人だってことは知ってたよ、と。今までひた隠しにしていた正体がすでにバレていることに驚きを隠せませんでしたが、そんなことよりも正体を知りながらも今まで仲間として接してくれていた彼らの友情に涙が止まりません。そこでスタッフロールがボンジョビの主題歌と共に流れるのです。

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プロフィール

HN:
大崎 皇一
性別:
男性
趣味:
考え中
自己紹介:
悲しいけれど趣味と呼べるモノが読書とか音楽鑑賞とかしか浮かびません。あまり突飛でやったこともないホエールウォッチングとか書くと本当にやっている人が食いついてきて、やっぱりホエーは銀色でルウォッチはユナイテッド北にヨーソローとか専門用語を出されても困るので嘘はつくべきではないと思う。しかたないので、世が世なら、穴を掘り、そこにエイリアンを突き落として土をかけて埋めるという趣味を持っている、ということにしておきます。今の世がそんな世ではないことが、悔しいの一語です。
■著作
放課後のストレンジ-ユージュアル・デイズ (電撃文庫)
放課後のストレンジ〈2〉サムシング・ビューティフル (電撃文庫)
■連絡先
sun_kouichi_prime500◇yahoo.co.jp
◇を@に。

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