夏は我輩、ところてんばかり食べる。
ところてんの調理方法を見る。
冷蔵庫で冷やし、ザルで洗えと書いている。
ザルで洗うと常温になるではないか!と憤る。
それでも洗わないと生臭いのでザルで洗い、水分を切り、器に移す。
三杯酢をかけ、薬味を乗せる。
たまに、甘いタレのついた物があるが、存在理由が分からない。
地球上から滅べばいい。スイーツではないのだから――。
夏場の蛇口から出る温い水で常温に戻ったところてんを憎む。
したらば、準備万端のところてんを冷凍庫に入れる。
時間にして30分ほどがベスト・オブ・ジェネシス・オブ・ところてん。
これを我輩、よく忘れる。
数時間後や翌日、カチンコチンになった天草と再会を果たす。
まただ。これで何度目だ、と我輩、しばらく茫然とする。
うおおおおおおおー、と器を握り締めて血の涙と血尿を流す。
神よ、仏よ、星よ、光よ、我輩を千の矢で射ろ!
それを3回ほど経験すると、今年の夏も終わりに近い。
昨日、その4回目を経験した。
あとは残暑と戦い、ゆるやかに秋を迎える。
今年の夏、やり残したことを考える。
特に何もない。
唯一の遊び友達は、謎の奇病に罹り、ツルッパゲだ。
そのまま天に召されたのか音信不通である。
孤独に震え、ところてんを凍らすだけの夏だった。
少し気が早いですが、皆様――。
メリークリスマス( ^ΦωΦ)y─┛oΟ◯
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